グリーングリッドは7月8日、記者会見を開催し、グローバルや日本における活動を報告した。会見では、新設されたエグゼクティブディレクターの職に就任したローレンス・バータル(Lawrence Vertal)氏が現況と今後の抱負などについて語った。 グリーングリッドはデータセンターやIT機器の省エネを推進する団体で、日本では2008年5月に設立された。バータル氏は冒頭、「私がエグゼクティブディレクターに就任して最初の仕事がこの記者会見だ。就任最初の仕事に日本を選ぶほど、グリーングリッドは日本に期待しているし、重要な拠点だと考えている」とコメント。現在、グリーングリッドが注力している点として、「データセンターデザインガイド」と「PUEやDCiEなどの指標の強化」を挙げた。 データセンターデザインガイドは、エネルギー効率の高いデータセンターの運営と構築するための指針。指標はPUEやDCiEなどが有名だ