ライバルとの激しい競争の末、人気がないクルマは、否応なく絶版となっていく。取扱車の入れ替わりが起きるたびに、「このクルマなくなってしまうの?」というユーザーの声を、筆者は数多く聞いてきた。 営業マンとして、自信をもって勧めていたクルマが絶版となるのもまた悲しい。なかには、間違いなく傑作であるのに、出てくる時代や売り出し方を間違えてしまったクルマもある。 そこで本稿は元トヨタディーラー営業マンの筆者が、2021年に残すべきだった、絶版トヨタ車をピックアップしていきたい。 文/佐々木亘 写真/TOYOTA 【画像ギャラリー】今こそコイツのようなスポーツセダンが必要だ!? 2019年に惜しまれつつ姿を消したマークXを見る ハイラックスの名がピックアップトラックとして残っているものの、ハイラックスサーフ自体は、2009年に日本で絶版となった(海外仕様車4ランナーは販売継続)。中古車市場では、絶版か
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