能登半島地震から4週間。専門家は今後2週間以内に大きな揺れが起こる恐れがあると警鐘を鳴らしている。この専門家が明らかにしたのは、能登半島地震では佐渡沖の活断層にほとんど動きがなかったという分析結果だった。 能登半島地震で割れ残った“佐渡沖の活断層” 津波の波形から活断層の動きを分析する東京大学地震研究所の佐竹健治教授。 東京大学 地震研究所 佐竹健治 教授 この記事の画像(10枚) 「能登半島地震では色のついた4枚の活断層が最大4m滑ったことで、津波が発生した」と話す佐竹教授は、このときほとんど動かなかった活断層の存在を指摘した。 それが、佐渡沖の2枚の活断層だ。 割れ残ったこの活断層が大きな揺れを引き起こす恐れがあると警鐘を鳴らしている。 割れ残った2枚の活断層 「例えば2枚の活断層が滑ると、最大M7クラスの地震が発生して新潟県でも3mくらいの津波が発生する可能性がある。それだけのポテン
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