1974年から1975年に起きた、連続企業爆破事件の重要指名手配犯で、過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー・桐島聡容疑者を自称する男の身柄を、警視庁公安部が確保していることがわかった。 “偽名”使い末期がんで入院していた男 捜査関係者によると、桐島聡容疑者(70)を自称する男は、神奈川県内の病院に入院していて、現在警視庁公安部が接触し、本人確認を進めている。 この記事の画像(10枚) 桐島容疑者は、1974年に東京都丸の内の三菱重工ビルの玄関前に置かれた爆弾が爆発し、8人が死亡380人以上がけがをした事件などを起こしたとされる「東アジア反日武装戦線」のメンバーで、重要指名手配犯として1975年に爆発物取り締まり罰則違反の疑いで指名手配され、50年近く逃走していた。 捜査の最新情報について、警視庁記者クラブから中継でお伝えする フジテレビ社会部 松木麻記者: 重要指名手配犯の疑いがある人