Kiss Dのマニュアルには、使い切った電池から連続点灯まで約90分で、完全フル充電を行うためには、連続点灯後一時間は充電する必要があると書かれている。大ざっぱだが、一目で充電状況が分かるのがCB-5Lのメリットだ。 リチウムイオン電池の充電は「定電流定電圧充電」という方法だ。 充電はまずセルが安全電圧圏(4.2~2.9ボルト)にあり、かつ充電可能温度範囲(0~45℃)にあることを確認したあと、標準電流(0.7Cに相当する電流)で充電を開始する。充電初期は充電電圧が低いが、充電が進むにつれ電圧は上昇する。 充電電圧がセル電圧安全圏上限の4.2ボルトに達した段階で、定電流充電が維持できなくなるので、この時点で4.2ボルトの定電圧充電に切り替わる。 定電圧充電は徐々に電流値が下がり、一定以下(0.1~0.01Cに相当する電流)になった時点(あるいは安全タイマー作動)で充電完了だ。参考にした資料