ソニーの平井一夫会長の昨年度の報酬は執行役としての退職金などを含め27億円で開示が義務づけられて以降、会社として最高になりました。 それによりますと、ことし4月に社長を退いた平井一夫会長の昨年度の報酬は役員報酬が8億9100万円。 執行役としての退職金が11億8200万円、それに自社株を購入する権利いわゆる「ストックオプション」など株式の形で得る報酬が6億2700万円分で、合わせて27億円でした。 これは、役員報酬の開示が義務づけられた平成21年度以降、ソニーでは最高額です。 昨年度の営業利益が過去最高となるなど、ソニーの好調な業績が業績連動の報酬に反映されました。