ドライクリーニングは、1830年頃にフランスで開発され、水で洗うと型崩れや縮み、色落ちなどが発生する衣類を水の変わりに有機溶剤を使うことによって衣類への影響を抑えた洗濯方法です。そもそもドライクリーニングは家庭にはありませんので分からないのが普通だと思いますが、ドライクリーニングとは水を使わずに「有機溶剤」を使用するクリーニングの事を言います。 有機溶剤??? 聞きなれない言葉が出てきたので、余計に難しくなった方もあると思います。そこで分かりやすく説明すると、私達が日常生活で目にする有機溶剤と言えば「石油」や「灯油」、「ガソリン」などが当てはまります。いわば、その石油とか灯油のような溶剤で衣類を洗うのがドライクリーニングというわけです。でも実際は、衣類をガソリンや灯油で洗うわけにはいかないので、クリーニング専用の溶剤で洗っています。(分かりやすいように、ガソリンなどの名前を例に出しました)