follow us Facebook / Twitter 粋でいなせな江戸のすし 店と客の阿吽の呼吸 「すしカルチャー」ド素人の私、今住む東京のすしだって本当のところあまり知らないのだ。日本人としてこれでいいのか!?というわけで、今回はグルメマンガの巨匠 寺沢大介先生と料理漫画研究家の杉村啓さんに「すしカルチャー」について談義いただいた。 粋でいなせな江戸のすし 店と客の阿吽の呼吸 ──最近のすし屋事情 特長的なことはありますか 寺沢:昔はすしは出前で取るもので、滅多に食べに行くことなんかなかったですよねえ。お客さんが来たときなんかに近所のすし屋に注文して家で食べることが多かったんです。だから、人に「どこかうまいすし屋知らない?」と聞かれてもいつも出前を頼んでる近所のすし屋しか知らない、そんな風だった気がするなあ。 杉村:そうだったかもしれませんね。それに、今のようにネットで検索できる時代