携帯キャリアが実施する「通信の最適化」について、適法性ロジックは昨日書いたとおり。 携帯キャリアの「通信の最適化」、違法行為にならないよう説明すべき 今回はSoftBankの例から考えていきます。 SoftBankの「通信の最適化」についての説明は、サポートセンターは拒否。さらに店頭でもほとんどの場合、「通信の最適化」実施を示唆する文言を含んだ約款の末尾にサインを求める、包括的なもの。 昨日の記事は「通信の最適化」が 「帯域制御の運用基準に関するガイドライン」の従うものとの指摘であり、同ガイドラインはこのような包括的な同意を認めず、「個別かつ明確な同意」を求めています。このため、「通信の最適化」はユーザーの同意を得ているとは言えません。帯域制御は憲法と電気通信事業法で保障された「通信の秘密」を侵害しており、ユーザーの同意を得ない場合は違法です。 ただし違法性阻却事由として、同ガイドラインに
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