2024年2月10日のブックマーク (2件)

  • 『互いに師となり弟子となる 弘法大師御生誕の日に』

    日6月15日は弘法大師の生誕を奉祝する降誕会(ごうたんえ)が執り行われました。 これまで降誕会当日に行われていた青葉まつりは、6月第2日曜日に変更されたものの、コロナ禍により2年続けて中止となり極めて残念なことです。 さて、現代では6月15日に大師生誕を盛大にお祝いしますが、近世中頃までは降誕会や青葉まつりという法会・祭事は行われていませんでした。 高野山に伝わる年中行事で最も古くまとまったものに延久4年(1072)『高野雑日記』の「金剛峯寺寺家季中毎月所役不可闕怠事」があります。 それによると正月から12月まで毎月執行していた法会の6月項には「不空遠忌」(ふくうおんき)という記述が確認できます。 「不空遠忌」は弘法大師の師僧 恵果和尚(けいかかしょう)の師僧である天竺僧の不空三蔵(ふくうさんぞう)の忌日に追慕の念を捧げる法会で、江戸後期に編纂の『紀伊続風土記』では御影堂にて執行と記載が

    『互いに師となり弟子となる 弘法大師御生誕の日に』
  • 捜神記(そうしんき)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    中国、六朝(りくちょう)時代の志怪(しかい)書。20巻。東晋(とうしん)の歴史家干宝(かんぽう)(317ころ在世)の著。彼は当代一流の学者・文章家であったが、超自然的な摂理の虚妄でないことを明らかにしようとして書を著した。当時これに類する志怪書が数多く著されたが、なかでも『捜神記』は、比較的初期のもので、文章も優れ、神仙、方士(ほうし)、占卜(せんぼく)、風神、雷神など天地の神々、吉兆、凶兆、孝子烈女、妖怪(ようかい)、異婚異産、死者の再生、幽鬼幽界、動物の報恩復仇(ふっきゅう)など、内容も多彩で、中国の説話の宝庫であり、また、唐代の伝奇など、後世の小説に題材を提供している点で、説話学や文学史上高く評価される。原テキストは失われ、現存のテキストは、明(みん)の万暦年間(1573~1619)の刊行である。八巻も伝えられるが、20巻のほうが原著のおもかげを、より色濃く伝えている。 [竹田

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