思いつくまま書いていたらまとまらない話になってしまった。 最近、初めて専門誌に研究書の書評を書く機会をいただいた。今最終段階なので、よほどのことがなければ、そのうちここでも紹介できると思う。 これまでブログなどでは簡単な書評めいたものを書いてきたけれど、やはりというか難しかった。何を書くかにもよるけれど、研究論文よりきついかも、と思ったほど。 書評とその対象 そんな中、ある書評を読んでああこんな方法もあるのだなとうならされたので紹介。それは、下記の書評である。 日高水穂 (2015)「田中ゆかり著『「方言コスプレ」の時代―ニセ関西弁から龍馬語まで―』」『日本語の研究』11(1): 36-41. 対象になっている本は下記の方言のエントリでも紹介したもの。 地域とことば:福島の方言は東北方言か?に便乗(読書案内付き) - 誰がログ 「方言コスプレ」の時代――ニセ関西弁から龍馬語まで 作者:田中