2021年4月29日のブックマーク (2件)

  • 街道と宿場町の発展が地方に強いた負担

    NHK大河ドラマ『晴天を衝け』(第2回)に、興味深いシーンがあった。渋沢栄一が住む血洗島(現埼玉県深谷市)を治めていた岡部藩の代官が、「若殿の御乗り出し」のために道(中山道)を整備するから、御用金を献金せよと、栄一の祖父と父に命じる場面である。 『晴天を衝け』に描かれた領民の悲哀 岡部藩は譜代大名の安部(あんべ)家が藩主である。嘉永3(1850)年、まだ幼少だった12代藩主・安部信宝(のぶたか)は、江戸城に登城し、将軍・徳川家慶(いえよし)に拝謁した。『晴天を衝け』にあった「若殿の御乗り出し」とは、信宝が初めて将軍に拝謁した、この時のことを指していると思われる。 岡部藩は城持ち大名ではない。江戸定府(藩主が江戸に定住)の大名であり、参勤交代の義務はなかった。信宝も江戸にいて、将軍に拝謁(はいえつ)した後に大名行列を率いて国許へ凱旋(がいせん)帰国する予定だったのか、またはこの時は国許にいて

    街道と宿場町の発展が地方に強いた負担
    roseknight
    roseknight 2021/04/29
    参勤交代における街道整備の金銭・人力負担や助郷制度が農村を疲弊させた。宿場町と言えども個々の経済格差は小さくなかったのでは。参勤交代によるモノの再配分は経済成長を促したが、長続き出来たかは疑問だ。
  • 立憲民主党が「ただしい」のに支持されない理由(御田寺 圭) @gendai_biz

    「枝野幸男内閣」の波紋 4月上旬――政界に突如として浮上した「枝野幸男内閣」論が報じられ、ネット上でも大きな波紋を呼んだ。 現在の野党第一党、立憲民主党の代表である枝野幸男・衆議院議員が、菅内閣の退陣を求め、また退陣直後に衆院選を行わずに暫定的な「枝野内閣」を組閣することを提案したのだ。 〈立憲民主党の枝野幸男代表は2日午後の記者会見で、菅義偉内閣の新型コロナウイルス対応を批判し、「一刻も早く退陣していただきたい」と述べた。ただ、衆院選を実施できる状況にはないとして、現行の衆院勢力のままで立民を少数与党とする「枝野内閣」を暫定的に組閣し、秋までに行われる次期衆院選までの間の危機管理にあたることが望ましいとの持論を打ち上げた〉(産経新聞、2021年4月3日「立民・枝野氏、衆院選まで暫定の「枝野幸男内閣」を主張」より) 案の定というべきか、これに対してネットでは「民主主義を無視するのか」「エイ

    立憲民主党が「ただしい」のに支持されない理由(御田寺 圭) @gendai_biz
    roseknight
    roseknight 2021/04/29
    立憲のポリコレ体質は氷河期世代や無党派保守層の離反の一因ではあるだろう。上層部の啓蒙的な態度は世代への偏見や年功序列等にも繋がるのでは。枝野体制が第二の菅直人政権であることを考えればこの状況は必然か。