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  • よきナンバー2に不要なもの 史記にみる成功者の条件 | NIKKEIリスキリング

    中国・前漢時代の歴史家、司馬遷(紀元前145年ごろ~同86年ごろ)が書き残した「史記」は、皇帝から庶民まで多様な人物による処世のエピソードに満ちています。銀行マン時代にその魅力にとりつかれ、130巻、総字数52万を超す原文を毛筆で繰り返し書き写してきた書家、吉岡和夫さん(81)は、史記を「人間学の宝庫」と呼びます。定年退職後も長く研究を続けてきた吉岡さんに、現代に通じるエピソードをひもといてもらいます。(前回の記事は「多くを偽った役人の不幸 史記が語る『酷吏』の一生」) 国も組織も、ナンバー1の運命はナンバー2によって変わることが多いようです。ナンバー2はイエスマンであってはならず、国のため組織のために最善の方策を持っていなければなりません。そして、ナンバー2は、決してナンバー1から好かれていると信じてはいけないのです。そのことを心得てあざやかに身を引いた人物が史記に登場します。今回は中国

    よきナンバー2に不要なもの 史記にみる成功者の条件 | NIKKEIリスキリング
    roseknight
    roseknight 2021/02/14
    范蠡の成功の原因は名声を得た主君による処分を回避したことにある。一番の座を目指さず、布衣の極に拘らないことが生き残る秘訣か。安倍政権下でNo.2の立場であった菅義偉の末路は范のようにはなるまい。
  • 多くを偽った役人の不幸 史記が語る「酷吏」の一生 | NIKKEIリスキリング

    中国・前漢時代の歴史家、司馬遷(紀元前145年ごろ~同86年ごろ)が書き残した「史記」は、皇帝から庶民まで多様な人物による処世のエピソードに満ちています。銀行マン時代にその魅力にとりつかれ、130巻、総字数52万を超す原文を毛筆で繰り返し書き写してきた書家、吉岡和夫さん(81)は、史記を「人間学の宝庫」と呼びます。定年退職後も長く研究を続けてきた吉岡さんに、現代に通じるエピソードをひもといてもらいます。(前回の記事は「誇らず・ほめられず・過たず 史記が称賛した役人たち」) 前回は道理を重んじ、自己に厳しい役人を記録した「循吏(じゅんり)列伝」を取り上げました。今回は対照的な「酷吏(こくり)列伝」にふれたいと思います。 司馬遷が同時代を扱うこの列伝に登場するのは、紀元前202年に始まる中国・前漢時代の酷吏、つまり冷酷な役人たちです。中央集権を進めた漢の官僚機構は、そのシステムに乗って権力を握

    多くを偽った役人の不幸 史記が語る「酷吏」の一生 | NIKKEIリスキリング
    roseknight
    roseknight 2021/01/24
    父や酷吏の薫陶を受け武帝に忖度し抜いた張湯は自分なりの考えが出来なくなった。権力は永遠に続かず、すぐに失われるものだ。法は世を統治するための道具に過ぎない。誰のために政治を行うかを見失わないことだ。
  • なぜバブルは生まれ、そしてはじけたのか? | NIKKEIリスキリング

    なぜバブルは生まれ、そしてはじけたのか? ~1985年のプラザ合意によるドル高是正がバブルの始まりだった~ 1989年12月29日、日経平均株価は3万8915円という高値をつけました。この日は後に"バブル絶頂の時"と言われることになります。今回はバブルがどのようにして起こり、どのようにして終焉したのかを検証していきます。 ニューヨーク、セントラルパークの東南に「プラザホテル」という五つ星の豪華なホテルがあります。1985年9月にこのホテルで行われた5カ国蔵相会議(5G)で、ドル高是正のための合意がされました。この「プラザ合意」が、日のバブル経済のスタートでした。 この時、なぜドル高の是正が行われたのでしょうか。当時、日の経済がどんどん発展し、アメリカへ日製品が大量に輸出されていました。日から安くて品質の良い商品がたくさん入ってくるので、アメリカの企業は太刀打ちできなくなっていきます

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