好きな文章を書く人 作家の書いた小説やエッセイ、インターネット上のブログなどを読んでいて、ときどきふと思うのは、別に内容が面白いから読んでるんじゃないんだよなあということだ。 極論をいってしまうと、内容なんかどうでもいい。むろん、小説ならばストーリーやキャラクターに魅力があるとか、エッセイやブログならば取り上げた題材に興味があったり、目のつけどころがすごいとか、切り口が面白いみたいなことはあるけれど、だけど、煎じ詰めれば「その人」が書いたものであることが僕にとってかなり重要な要素なんだなあと思うことの方が多い。 その「その人」こそが、僕が好きな人だ。といっても恋愛感情や人間的に好きだとかそういうことではなく、好きな文体や文章のリズムで、なにより読んでいて自然に感じられ、心地よい文章を書く人に強くこころ惹かれる。そして当たり前のことだが、僕にとっての「その人」が万人にとっての「その人」である
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