少なくともDVD化されたジブリ作品はすべて見ている。 そして私の理想の女性像は「風の谷のあの人」だ。 そう伝えると、 「私の理想の男性像はパズーなの」って、 そう返してくれた女性がいたな。 とても素敵な返しだった。 自然と連絡は途切れてしまったけれど、 宮崎駿監督には怒られるだろうけど、 毎日のように変わる変わる何かしらを見ていた時期もある。 思春期を少し過ぎたあたりだろうか。 『耳をすませば』の人を好きになるまっすぐさ、 そういうものに憧れた。 ちょうど主人公と同じ20代の後半には、 高畑勲監督の『おもひでぽろぽろ』から、 「居場所」って自分で見つけるものだって、 自分で切り開かないと手に入らないって、 そういうことを切なく実感した。 そして昔から今も変わらずに、 見るたびにときめくのは『魔女の宅急便』だ。 13歳の若さで黒猫のジジとともに、 知らない町で1年間生活をする、 魔女になるた