鈴置高史 著 四六判、256ページ 発行日:2013年11月25日 定価:本体1,400円+税 ISBN:978-4-8222-7436-8 発行:日経BP社 発売:日経BPマーケティング 日本を千年恨み続けると宣言し、歴史認識を理由に首脳会談を拒む--。 朴槿恵政権が異様とも言える「反日」の姿勢を示すのはなぜなのか。韓国国民の人気を得るために「反日」を煽っているだけではない。「反日」は、軍事同盟を結ぶ米国から、アジアの盟主として台頭する中国に急傾斜する「離米従中」の煙幕でもある。 米日韓3国軍事協力を迫る米国に対し「反日」カードを使って言い逃れているのだ。日韓関係だけを見ていては読み解けない「現在進行形の北東アジア」を描く。 【第1章】 北京にひた走るソウル 〔1〕韓国がネギをしょって転がり込んだ中韓首脳会談(1)朴槿恵訪中で中国の引力圏に入った韓国 〔2〕韓国がネギをしょって転がり込ん