千代田化工建設は水素発電所の実用化に必要な技術を開発した。燃料の水素を低コストで供給できる。国内外の企業と設備の商談に入っており、早ければ2~3年後にも世界初の水素発電所が稼働する見通しだ。水素発電は二酸化炭素(CO2)が発生せず、国内で燃料を自給できる。輸入の化石燃料に頼る日本にとって新たな電源になる可能性がある。水素は製油所や化学工場などで大量に発生している。既存のガスタービン発電所で燃料
独環境相、脱原発へ日本と協力 廃炉支援も 2013年3月12日 09:35 カテゴリー:科学・環境 ドイツのアルトマイヤー環境相(ドイツ環境省提供・共同) 【ベルリン共同】ドイツのアルトマイヤー環境相は11日までに、同国が進める2022年末までの脱原発に向け、スマートグリッド(次世代送電網)や蓄電技術の開発などで日本との協力を深め、省電力や再生可能エネルギーの普及を進める考えを示した。共同通信との電話インタビューで述べた。 環境相は再生エネルギー関連の新たな産業を生み出すことで「ドイツからエネルギー革命を起こす」と述べ、脱原発の方針は揺るがないと断言。日本政府から要請があれば、東京電力福島第1原発の廃炉作業を支援する用意があるとも表明した。
(2012年12月21日 Forbes.com)周知の通り、世界の終わりがやってきた……。最近、米国の風力発電業界は、自らの行く末をこのように語っている。もちろん、マヤ暦の終末の話をしているわけではない。1月1日、風力発電への設備投資に関する連邦生産税控除が期限切れを迎える。この20年間、この税額控除のおかげで、事業者は風力タービンの建設コストのうち30%を相殺してきた。これに加え、新エネルギ
猛暑だった2010年夏は、前年冬の「北極振動」から予測可能だったとする研究成果を、三重大の立花義裕教授(気象学)らのグループがまとめた。 同大で6日、記者会見した立花教授によると、この方法に基づけば、今夏は10年のような猛暑にはならない見込みという。 北極振動とは、北極を中心とする北半球の気圧分布の変動を示す。北極上空に低気圧が発達し、周囲を高気圧が囲む「正」の北極振動であれば日本は暖かくなり=図左=、北極上空が高気圧、周りが低気圧の「負」の場合は寒くなる=図右=など、北極の気圧分布は地球規模の気候に大きな影響を与えているとされる。 立花教授は約10年前から、正と負の推移についてほぼ毎日、解析を進めている。猛暑を記録した10年夏は、09年11月~10年3月の5か月間、負の状態が続いた。グループは、負の状態が数か月間継続すると、大西洋の水温が高くなり、海面から温められた大気が偏西風に乗るなど
阿蘇車帰風力発電赤字計1億円 風少なく発電量伸び悩み 2012年6月7日 10:03 カテゴリー:経済 九州 > 熊本 熊本県の県営阿蘇車帰(くるまがえり)風力発電所(阿蘇市)が2005年の運転開始以来、年間の売電目標を一度もクリアできず、総額9487万円の赤字になっていることが6日分かった。想定通りの風が吹かず発電量が伸び悩んでいることが理由だが、事前の風力調査が不十分だった可能性を指摘する専門家もいる。福島第1原発事故後、注目されている風力発電だが、採算を確保することの厳しさが浮き彫りになった。 風車は直径47メートル2基、29メートル1基の計3基で、総事業費は国の補助も含め約4億6800万円。県企業局によると、1996年に候補地選定に着手し、最初の数年は専門のコンサルタント会社、その後は県独自に風速や風向きなどを調査。天草や熊本市内など県内約20地点から「十分な風があり、採算性も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く