マグニチュード(M)8.8と国内観測史上最大の規模となった東日本巨大地震の直後から、各地で地震が相次いでいる。12日午前4時ころには新潟県中越地方(M6.6)、同4時ころは長野県北部(M6.7)の地震が発生。専門家は巨大地震で誘発された可能性もあるとの見方を示す。これまでは数百キロメートル離れた地震は互いに関係はないと考えるのが通説だった。だが前例のない大地震だけに、従来の知識では説明しきれな
マグニチュード(M)8.8と国内観測史上最大の規模となった東日本巨大地震の直後から、各地で地震が相次いでいる。12日午前4時ころには新潟県中越地方(M6.6)、同4時ころは長野県北部(M6.7)の地震が発生。専門家は巨大地震で誘発された可能性もあるとの見方を示す。これまでは数百キロメートル離れた地震は互いに関係はないと考えるのが通説だった。だが前例のない大地震だけに、従来の知識では説明しきれな
11日午後2時46分に三陸沖を震源として発生した東日本巨大地震に続き、長野県北部で震度6強の強い地震が起きるなど、東北、中信越、関東など列島各地で地震が相次いでいる。 マグニチュード(M)6以上の地震だけでも12日午前11時現在、合計20件発生した。周辺部の地盤が連鎖的に刺激を受け、地震が頻発していると専門家は見ている。 気象庁地震津波監視課の横山博文課長は同日、「今回のように日本各地の広域にわたって地震が多発した例はない」と指摘した。このうち、同日未明に長野県北部で最大震度6強を記録した地震(M6・7)については「(11日の東日本巨大地震の発生によって)地盤にかかる力が変化し、誘発された可能性がないとはいえない。ほかの地域でも地震が起きる可能性がある」と述べ、警戒を呼びかけた。 同庁によると、長野県北部の地震は、「十日町断層帯」と呼ばれる断層帯の南西の端で発生。地盤内でたまったひずみが原
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