ゾゾテクノロジーズの研究開発組織「ゾゾ研究所」は、同所研究員が使用している大規模データセット「Shift15M」および実装基盤をオープンソースとして公開した。 Shift15Mは、ファッションアプリ「IQON」に投稿されたコーディネートを基に構成された大規模データセットで、IQONのサービス提供期間である2010年から20年までに投稿されたコーディネート約255万件のほか、これらのコーディネートを構成する約1500万件のアイテムに関する特徴量、アイテムカテゴリに関するデータやコーディネート投稿への「いいね」数などの関連データも含む。 併せて公開する実装基盤では、コーディネートデータの年ごとに異なる傾向を認識し、その変化によって生じるデータ分布のシフトを再現実験で確認することが可能。これによって、年々変化するファッションの流行をより正確にとらえ、研究の更なる発展に役立てることができるとする。
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