世界中に広がったコロナ禍で、出歩くことも、人と会うことも、以前のようにはできなくなりました。だからこそ、大勢の人が、つながりについて考え直したようにも思えます。&M、&w、&Travelの3マガジンは、サイトリニューアルを機にマガジン横断インタビュー「つながる、ということ」を企画しました。 コロナ禍により多くの人にとって激しい環境の変化がありました。多様な生き方や考え方がある中で、どんな建物や場所づくりをすれば誰もが暮らしやすく、支えあうことができるのか。人×建築×街×公共・社会をつなげてこられた建築家の永山祐子さん(45)にお話を聞きました。 違和感なく過ごせる空間に ――永山さんの最新の仕事は、眼鏡ブランドのロードサイド店「JINS PARK」(前橋市)。内部には人が座ってくつろげる大階段やカフェ空間があり、眼鏡店というよりは、まさに公園のようです。 ゆったりした郊外の立地ですので、「