コンデナスト・ジャパンが7月9日に都内で開催したイベント「Decoded Fashion 2015 Tokyo Summit」の会場に、ひときわ目を引く「ロボット服」を着用した女性が登場した。 金属の質感も露わに、生きた機械=ロボットであることを主張するかのように動き続けるロボットアームが肩から突き出している。服飾の一部としてロボットが人と溶け合っている──。ロボティクスファッションクリエイター「きゅんくん」である。電通国際情報サービス(ISID)のオープンイノベーションラボ(以下、イノラボ)が外部研究員として招聘したエンジニアだ。 ロボットを“着る”発想を現実にしたきゅんくんは、ウェアラブルロボットという独自ジャンルを開拓したクリエイターであると同時に、機械工学を学ぶ大学3年生でもある。イノラボでの肩書きは「ロボティニティテクノロジスト(Robotinity Technologist)」
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