シリコンバレー初の日本人学生起業家が誕生「英語も開発もできない僕が、“ITの聖地”でユーザーテスト事業を興すまで」 2012/10/19公開 シリコンバレー(以下、SV)での起業は、日本人にとっていまだに難関である。現地でネットワークを築き、資金面でサポートしてくれそうなVCを探し、ビジネスのニーズを見いだして厳しい競争に打ち勝つ――。これは、口で言うほど簡単なことではない。 しかし今夏、現役大学生にもかかわらず「SVで起業」をやり遂げた日本人がいるのをご存知だろうか。 彼の名前は、伊藤悠。慶應義塾大学商学部の4年生だ(※現在は休学中)。かの地で法人登記を果たした日本人学生は、彼が初めてだという。 困難を乗り越えて海外を目指したのはなぜか? 自らの会社「Connectionpool(コネクションプール)」が手掛けるビジネスの中身とは? そして、肌で感じたSVの空気は、一体どんなものなのだろ