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ブックマーク / jp.ign.com (3)

  • 原作遵守リメイクとしては最高峰、ただし“過去の再現”でしかない――『ライブアライブ』レビュー

    1994年にスーパーファミコンで発売された『ライブ・ア・ライブ』は、時間が経ったあとでも優れたRPGとして評判を呼んでいる。ただし筆者の記憶からするとそこまでメジャーなRPGというわけではなく、かといってマイナーとも言い難い作品で、「すごいことをしているが、遊んだ人はそこまで多くない」という印象であった。 そんな作品がNintendo Switchタイトル『ライブアライブ』としてリメイクされ、2022年7月22日に発売された。ドット絵と3D演出が融合した「HD-2D」技術が用いられ、ボイスも追加、ゲームバランスの調整なども行われている。なお、開発はヒストリアとスクウェア・エニックスが共同で行っている。 宣伝では、作を「伝説のRPG」と呼んでいる。確かに伝説といえるようなことを成し遂げた作品ではあるのだが、まずはこのゲームの何がすごかったのか説明しなければならない。 『ライブ・ア・ライブ』

    原作遵守リメイクとしては最高峰、ただし“過去の再現”でしかない――『ライブアライブ』レビュー
  • やり場のない悲しみと冒険の楽しさに満ちた世界を旅する、ソウルライクでメトロイドヴァニアな2DアクションRPG『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』

    真っ白な少女と無骨な騎士、血みどろで儚げな旅路、強敵たちとの死闘とその末の物悲しさ。『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』は素敵なコントラストに満ちたダークファンタジー2DアクションRPGである。作は早期アクセスの段階ながら、すでにソウルライクでメトロイドヴァニアな魅力を存分に味わえる作品となっている。 作の舞台は、人を理性なき怪物「穢者」へと変える「死の雨」によって滅んだ王国「果ての国」。その片隅にて目覚めた記憶なき少女「リリィ」が肉体なき「不死の騎士」をお供として果ての国を巡り、自身の過去と世界の謎を解き明かしていくという物語となる。 ぶっきらぼうながらも優しく、面倒見が良い騎士。言葉を話さないリリィの気持ちを汲み取るような彼の発言も作の魅力の一つとなる。 そして、果ての国は探索の喜びに満ちた場所。作の探索要素についてはメトロイドヴァニアを

    やり場のない悲しみと冒険の楽しさに満ちた世界を旅する、ソウルライクでメトロイドヴァニアな2DアクションRPG『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』
  • 「ゼルダの伝説 BotW」にバグが少ない理由

    素晴らしいオープンワールドゲームならいくらでもある。「The Elder Scrolls V: Skyrim」、「ウィッチャー3 ワイルドハント」、「グランド・セフト・オートV」、「Fallout 4」など、巧妙に作り込まれた膨大なスケールのゲームは特に海外のタイトルが多いように思う。それらと比べても遜色のない国産タイトル「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(以下、BotW)だが、他のオープンワールドゲームより優れている点があるとすれば、バグの少なさなのではないだろうか。僕はハイラルの世界を150時間以上冒険しているが、バグらしいバグに遭遇したのは片手で数えられる程度の回数しかないのだ。 では、なぜBotWはこんなにもバグが少ないのか。「何年も入念に開発してきたからだ」とか「細かいところを丁寧に作り込む日人の職人魂が備わっているから」とか、そんな理由でも片付けられそうな気がするが

    「ゼルダの伝説 BotW」にバグが少ない理由
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