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経済-格差に関するrrmmjjffのブックマーク (3)

  • たった1%の賃下げが99%を幸せにする - 池田信夫 blog

    に添付された編集者の手紙によると、著者(城繁幸氏)は当ブログの読者だそうだ。私も著者のブログをたまに読んでいるが、意見はほとんど同じだ。しかし大手メディアでわれわれのような意見を公言する人はなく、ウェブでも他には赤城智弘氏ぐらいだろう。 著者も書くように、橘木俊詔氏も樋口美雄氏も「非正規雇用の問題を解決するには年功賃金をやめる必要がある」という点では一致している。日解雇規制が強すぎることが非正規雇用の増加の原因になっているという事実は、政府機関であるOECDでさえ繰り返し指摘している。これは学問的には今さら論争するまでもない常識だが、労働経済学者はあまり発言しない。解雇規制を緩和しろというと「非人間的だ」とか「大企業の手先」などと罵倒されるから、もう懲りているのだ。 非正規労働の問題を雇用規制の強化によって解決しようとするパターナリズムが、与野党にも厚労省にも強い。彼らの発想は

  • 『貧困連鎖 - 所得上位3割による富の独占加速、「中流」以下は奪われ続けアンダークラス出現』

    このブログ「すくらむ」宛に、なんと出版社から献がありました。こんなことはもちろん初めてですが、「貴ブログにてご紹介いただけますれば望外の喜びです」とのお手紙もついていてお墨付きなので、遠慮なく!?紹介させていただきます。 献いただいたのは、大和書房の『貧困連鎖 - 拡大する格差とアンダークラスの出現』で、筆者は武蔵大学社会学部の橋健二教授です。 書は、多彩なデータをていねいに積み重ねて、日貧困実態を浮き彫りにし、橋教授が最も問題視する「アンダークラス」の出現を告発しています。論旨が明快な上、ひとめでわかるグラフもたくさん掲載されていて、とても理解しやすいのですが、それをブログに掲載すると著作権の問題もありますので、グラフについてはぜひ書を購入して確認いただくことにして(当にグラフを眺めるだけでも勉強になるですよ)、ここでは、書で紹介されているデータのいくつかをサマリー

  • 所得格差は拡大しているか - 池田信夫 blog

    けさの記事では「分配の公平は効率とは独立の問題だ」と書いたので、所得分配についても簡単に補足しておこう。これは最近、多くの論争が行なわれたテーマだが、おおむねOECDの分析の通りだろう。すなわち日の所得格差(ジニ係数)は図のようにOECD諸国の平均よりやや高い程度で、最近は低下している。 市場所得の貧困率はOECD諸国の平均より低いが、所得再分配後の貧困率は第4位である。 特に若年層や非正規労働者の貧困率が高まっていることは懸念すべき現象だ。 したがって中谷巌氏のような「かつて日は平等だったが、構造改革で格差が拡大した」といった通俗的な議論はナンセンスである。図のように20年前から日のジニ係数はOECD諸国の平均より高く、構造改革の行なわれた2000年代に低下している。これは90年代の不況で拡大した所得格差が、2000年代の景気回復で縮小したためと考えられる。よくも悪くも、構造改革が

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