真夜中のブックフェア青山ブックセンター六本木店で本日まで催されていた「真夜中のブックフェア」のセレクションです。僕と宇波拓君が各25冊ずつオススメの本を選びました。時間がなくて僕は結局行けずじまいだったのですが、お店では以下のコメントを印刷したリーフレットも置いてあった筈です。 ちょっと考えた末、今回はコミックとフィクションに限定しました(例外アリ)。 『僕といっしょ』古谷実 講談社 90年代日本が持ち得た最良の「文学」がこれです。何十回読んだことか!。古谷実の歩みは恐ろしく険しく、かつ気高い。詳しくは拙著『ソフトアンドハード』の「古谷実論」をぜひ。 『すてきな奥さん』一條裕子 フリースタイル 現在のコミック界で最も抜きん出て「知的」な作家による、珍しく(?)ほんのわずかだけ慕情が漂う秀作。デビュー作『わさび』文庫化待望! 『初期のいましろたかし』いましろたかし 小