UPDATE Googleは、同社ウェブメールサービス「Gmail」の実用性と競争力の大幅な向上を図るため、オフライン状態でもGmailメッセージの読み書き、検索を可能にする新機能の試験運用を開始する(編集部注:Googleは公式ブログで、同社は今後数日かけて、米国と英国の英語ユーザー全員に対しGmailのオフライン機能を利用可能にしていくと述べている)。 Googleは、クラウドコンピューティングの有効性を信じて疑わない。クラウドコンピューティングとは、PCではなくインターネットにあるコンピュータアプリケーションやデータを利用する形態を指す。しかし、ネットワークがアクセス不能に陥る場合もある。現在のGmailのようなウェブアプリケーションは、ネットワークにアクセスできなければ、実質的に利用不可能になってしまう。 しかし、オフラインでも利用可能になれば、その問題は回避できる。典型例としては
かなり以前に、Googlebombs(グーグルボム、グーグル爆弾)について解説したことがあります。 Googlebombsというのは、Googleのアルゴリズムを悪用した”いたずら”です。 ウェブページのコンテンツにはまったく関係のないキーワード(通常は悪意のあるキーワード)をアンカーテキストとしてリンクを張ることで、そのキーワードで標的にしたページを上位表示させます。 いちばん有名だったのは、「miserable failure(惨めな失敗)」で1位表示を獲得した、ジョージ・ブッシュ前大統領時のWhite Houseのホームページです。 当然、miserable failureなどというキーワードはホワイトハウスのサイトにあるはずがありません。 ブッシュ氏を批判する人、からかい半分の人たちが、miserable failureでリンクを張ったのが原因です。 しかし、Googleは約2年前
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