Q: 20代の大学院生です。10代の大学生の頃の話です。 当時仲良くしていた友だちが、とあるクリニックでうつ病と診断されました。その友だちによると、事情があってうつ病の診断書が必要になったため、実際にはないうつ病の症状を、辛そうな表情を浮かべながらため息まじりに話したら、診断されたとのことでした。その友だちは、とても明るく日々をエンジョイしているタイプなのですが、診察室では真逆を演じ、医師はその主張を鵜呑みにして、薬まで出したそうです。 にわかに信じ難かったのですが、この話を聞いて、一緒に聞いていた友だちのいたずら心に火がついてしまいました。以下は彼女の「実験」です。 ちょうどそのころ長期休暇だったのですが、本当に精神科医が騙されてしまうのか実験してみようと、図書館やネットで精神疾患の症状や診断基準について調べ、自分の中で予行練習を何度も繰り返したあとで、彼女は大学の保健管理センターの精神