Rust 1.36がリリースされ、皆さん待望のFuture関連のAPIが安定化されました。 この記事ではFuture関連APIを巡る過去と未来を紹介します。 Q&A(TL; DR) 長くなってしまったので要約をまとめました。 細かい話は目次以降をご覧ください。 Futureは何のために必要? Futureは非同期処理を抽象化したもので、Rustにおけるあらゆる非同期処理はFutureの上に成り立ちます。 処理をFutureによって隠蔽することで、 ただ非同期に処理するだけでなく処理のパイプライン化、 すなわち単一のスレッドで複数の処理を実行出来るようになります。 futuresクレートではだめなの? async/await構文を入れるために言語コアに取り込まれました。 futures 0.1と合わせて使える? futures 0.3には互換性レイヤーがあり、相互に変換出来るため問題ありませ
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