日本はイノベーションの弊害を受け止める度量を持て 模索 Winny判決で再度実感した訳なんだけど、日本という国はほんとイノベーションを起こすのに向いていない国だ。それはなぜかというと、結局「イノベーションが起こす弊害」を許容する度量がまるでない。既得権益がどうとか従来の産業構造がどうとかそういう分析もあるんだろうけど、結局「何か悪いことが起こるくらいだったら今までと同じやり方でいい」的な空気がどうも蔓延している。 とはいえイノベーションを起こしたいとは思っているようだし、新しい産業を生み出したいとかそういう思いもあるようだが、結局いいとこどりというか「イノベーションを起こして欲しいけど、現状も変えて欲しくない」みたいな矛盾した思いを抱えている輩が多く、「おいおいそれはイノベーションじゃねえぞ」と突っ込みたくなること多し。 あまり自分の会社の話は書きたくないと思っていたのだが、最近この日本の