SQLのパフォーマンス問題は、SQLそのものと同じぐらいの歴史がある―― ある人は、SQLはそもそも遅いものだとすら言うかもしれません。これは、SQLの歴史が始まった頃は正しかったかもしれませんが、今となっては全く 当てはまらないでしょう。にもかかわらず、SQLのパフォーマンス問題は今も一般的でよくあることです。どうしてそうなってしまうのでしょうか? SQL言語は、恐らく最も成功した第4世代言語(4GL)でしょう。その最大の利点は、「何を」と「どのように」 を分離できることです。SQL文は、どのようにそれを実行するかを記述せずに、単純に 何を必要としているかのみの記述になっています。以下のような例を考えてみましょう。 SELECT date_of_birth FROM employees WHERE last_name = 'WINAND'SQLのクエリは、データを要求する英語の文として読
AMIが公開されたのでもう一度やってみた。 AMIについてはこちらのエントリに書かれています ISUCON4 予選問題の解説と講評 & AMIの公開 : ISUCON公式Blog まず ami-e3577fe2 を m3.xlargeで起動します。 CPUは model name : Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2670 v2 @ 2.50GHz でした。 とりあえず、MySQLのindexを追加する。init.shに追加 $ cat init.sh cat <<'EOF' | mysql -h ${myhost} -P ${myport} -u ${myuser} ${mydb} alter table login_log add index ip (ip), add index user_id (user_id); EOF ベンチマークツールのhttp keepal
TOTEC2014 インフラチューニング(チューニンガソン)で優勝したはなし | サイバーエージェント 公式エンジニアブログ インフラ&コアテク本部の仲山です。 「TOTEC2014 インフラチューニング」という社内チューニンガソンイベントで優勝をいただいたので、 技術ブログを書くことになりました。 TOTECは、サイバーエージェントグループ内の技術者コンテストで、 インフラ、フロントエンド、サーバサイドの分野ごとに、 「チューニンガソン」と呼ばれる形式でその速度向上を競い合います。 今回の「インフラチューニング」では、 参加者はソフトウェアのソースコードを改変できないため、 あくまでミドルウェア等の変更、チューニングや、サーバ構成の最適化のみで闘います。 主なレギュレーション 運営があらかじめ用意したMediaWikiの応答速度を競う。 ソースコードの変更は禁止だが、設定ファイルの編集は
昨日のエントリで紹介した「Webアプリケーションの パフォーマンス向上のコツ 実践編」ですが、いくつかスライドを追加して、「完全版」として公開しました。 ISUCONだけに限らず、一般的なWebアプリケーション、SQLのチューニングの参考となる資料となっていると思いますので、見て頂けたら嬉しいです。 <追記> ISUCON4 オンライン予選の参加登録が開始されています!!!Webアプリケーションを書いている方もインフラを扱っているエンジニアも運用エンジニアも、ぜひチャレンジしてください!!私もでます!! 参加はこちらから↓↓↓↓ ISUCON4 オンライン予選の参加登録を開始しました \n\n\nISUCONだけに限らず、一般的なWebアプリケーション、SQLのチューニングの参考となる資料となっていると思いますので、見て頂けたら嬉しいです。\n\n## <追記>\n\nISUCON4 オン
cpuspeed がオンだと.... — はせがワン (@hasegaw) 2014, 5月 29 ミドルウェアのスループットを測ろうと思ったのですが cpuspeed などの設定をぜんぜんやっていませんでした。。。 経験上、チューニング過程でいじりたくなるようなパラメータを思い出してみます。 パワーマネジメントに関する設定はオフにする UEFIやBIOSにはパワーマネジメント設定がありますが、これらを無効にするとプロセッサなどが無条件で定格クロックで走り続けます。ピーク性能を高めたり瞬発力を上げるためにはパワーマネジメントはオフにします。当然ながらベースの消費電力やファンの騒音は増えますが、かわりにいくらかピーク性能の向上が見込めます。 Hyper Threading はレイテンシーとスループットのトレードオフ Hyper Threadingは、たぶん、コア内でパイプラインを取り合うから
こんにちは! onk です。 SAPさんが各社とも「ソーシャルアプリは負荷対策が大事」って言っていますね。弊社でも mixi アプリ(PC),mixi アプリモバイルをリリースしたときはお祭り状態だったので,ふりかえりも兼ねて MySQL のボトルネックを調べる方法を書いてみました。(幸い,モバゲーオープンゲームのリリース時はこれらの経験が役に立ったので何ともなかったです) といっても 9 割方 そもそもサーバの設定がおかしい 更新が多いテーブルなのに MyISAM エンジン for 文の中でクエリを発行 INDEX 張ってない データ量がえらいことになってる 辺りなんですけどねー。 基本は下から まず,ボトルネックを調べるときは下の層から上がっていくのが基本です。たぶん。 なので ssh でサーバに入って (LoadAverage 300 ぐらいまでならなんとか入れますね) 以下のコマン
3行で ソーシャルハック(要件定義) 計測 勘 はじめに 2日にわたる超チューニング祭 in ニコニコ超会議3で最速になってきました。参加された方々、スタッフの方々にはお世話になりました。ありがとうございました。 1日目午前にやったこと レギュレーションの確認 サーバ側にロジックはいれない ページのソースコードは対象サーバへアップロードする CSS, JSなどのアセットはCDNにのせていい 運営側が計測 iPhone iOS 7.1.1 mobile safariベースの計測ツールをつかう 指定されたいくつかの要素が表示されていること sftp用の秘密鍵がDropbox経由で各自に配布され、10時くらいに開始。コードを落そうとsftpでつなぎにいくが、ポートが標準ではないようでつながらない。 コード落としつつレギュレーションを検討した。 サーバ側にロジックはいれない gzは有効か .hta
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