聖カテリナ教会で行われた恒例のクリスマスミサ=パレスチナ自治区ベツレヘムで2017年12月24日深夜、高橋宗男撮影 【ベツレヘム(パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区)高橋宗男】イエス・キリスト生誕の地とされるベツレヘムにある聖カテリナ教会で24日深夜から25日未明に、恒例のクリスマスミサが行われた。トランプ米大統領が6日にエルサレムをイスラエルの首都と認定して以降、自治区各地でデモ隊とイスラエル軍の衝突が続く中、キリスト教徒は平和への祈りをささげ、イスラム教徒は緊張緩和を願っていた。 エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地で、トランプ氏のエルサレム首都認定に対しては、イスラム教徒だけでなくキリスト教徒も抗議の声を上げる。