【エルサレム高橋宗男】イスラエルのマンデルブリット検事総長は2月28日、警察からネタニヤフ首相を起訴するよう勧告されていた3件の汚職疑惑について、収賄などの罪で起訴する意向を明らかにした。ネタニヤフ氏は「左派が圧力をかけ続けた」と指摘し、「右派に対する転覆工作だ」と非難したが、4月9日に迫る総選挙への影響は必至だ。 ネタニヤフ氏率いる右派政党リクードは現在、定数120のうち30議席を有する第1党で、右派や宗教政党との連立政権の中心。だが次期総選挙に向け、通算約13年にわたって首相を務めるネタニヤフ氏の有力な対抗馬として、ガンツ元軍参謀総長が浮上している。
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