伊仏合弁STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)は、車室内の状況をモニタリングする用途に向けた近赤外CMOSイメージセンサーを開発した。歪みのない画像を撮影できる「グローバルシャッター方式」を採用した。画素数は230万と160万の2品種を用意した。2019年第3四半期(7~9月)に量産を開始する予定である。 自動車関連の展示会「オートモーティブ ワールド2019」(2019年1月16〜18日、東京ビッグサイト)で、サンプル品を使ったデモンストレーションを披露した。イスラエルのジャンゴコネクティビティ(Jungo Connectivity)が開発した乗員の状態監視アルゴリズムと組み合わせた(図1)。