【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は1日、イスラエルにある米国大使館のテルアビブからエルサレムへの移転を先送りすると決めた。ホワイトハウスは声明で「イスラエルとパレスチナの中東和平交渉の成功の可能性を最大限にし、米国の安全保障上の利益を守るためだ」と理由を説明。ただ、移転方針は変えないとしている。トランプ氏は大統
大使館のエルサレム移転延期=安全保障上の利益考慮-米大統領 【ワシントン時事】トランプ米大統領は1日、選挙戦で公約に掲げていた在イスラエル米大使館のエルサレム移転について、「米国の安全保障上の利益を守る」ことを理由に延期を決めた。大統領は中東和平交渉の仲介役に意欲を示しており、大使館移転でパレスチナやアラブ諸国が猛反発するのを避けたとみられる。 ホワイトハウスは声明を出し、移転延期は和平交渉を成功させるためで、「大統領がイスラエルに対する強い支持を後退させたと考えるべきではない」と力説。「大使館を移転するかどうかではなく、単にいつ(移転するか)という問題だ」と述べ、公約撤回ではないことを強調した。 米議会は1995年、大使館をテルアビブからイスラエルが首都と主張するエルサレムに移転するよう求める法律を定めたが、大統領は6カ月ごとに執行を延期できる。歴代大統領は延期を繰り返しており、トラ
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