どこからともなく現れたある父と息子のコンビが、誰よりも賢くネットワークをハッカーから守る方法を開発し、評価額17億5,000万ドル(約2100億円)もの会社を築いた。その企業の名はタニウムという。 かつてマイクロソフトでWindows事業を率いたスティーブ・シノフスキーはAndreessen Horowitzのパートナーたちで溢れる会議室で初めてタニウムのソフトウェアを見た。その場にいた全員が、最初はトリックだと思ったという。「実物を作るのにどれ位の時間が掛かるか聞いたんだ」とシノフスキーは話す。 父子は、共同でタニウムを創業し、サンフランシスコ湾を望むエメリービルを拠点に製品作りに打ち込んできた。このソフトはGoogle検索に似たインターフェースで、スピードも同じくらい早い。シノフスキーらに披露した段階で既に開発を完了しており、カリフォルニア中の病院のネットに接続されたデバイスのセキュリ
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