Appleが9月に発表するとみられる次期「iPhone」について、これまでも有機ELパネルが採用され、ホームボタンがなくなる、といったうわさがたち、さまざまな角度から補強されてきた。 ホームボタンに備わっていた指紋センサ「Touch ID」の搭載について、ディスプレイ内で実現する、あるいは背面に移動するなど、さまざまなアイデアが話題に上っていた。しかし7月3日にBloombergが伝えた記事では、いずれでもない「非搭載」という選択肢があり得るという。 Touch IDは、ロック解除、App Storeでの購入、アプリのセキュリティ、そしてモバイル決済のApple Payで使われる、非常に高速な生体認証セキュリティシステムだ。iPhone 5sで搭載され、iPhone 6sで高速化が進み、その後iPad、MacBook Proにも搭載され、今後もApple製品広範にわたって採用される仕組みに