世界初の月面探査レースを主催するXプライズ財団と米グーグルは16日、参加チームによる探査車の月面走行などの達成期限を2018年3月31日にすると発表した。レースは日本のチームHAKUTO(ハクト、袴田武史代表)など、5チームが競っている。 同財団などはこれまで、今年12月31日までにロケットを打ち上げることを条件としていたが、この期限は撤廃した。 このほか中間賞として、月の周りを1周するか月面に到達できれば「月到着賞」(賞金約1億9千万円)を、さらに月面に軟着陸した場合は「ソフトランディング賞」(賞金約3億3千万円)を贈ることも発表した。同財団の担当者は「月面レースで起こる、大胆な技術的功績に向けた真剣な取り組みに興奮している」としている。 月面探査レースは、民間による宇宙開発の普及をねらい、07年9月にスタート。最も早く月面を走って画像を送ったチームには賞金約22億円が贈られる。10年ま
![月面探査レース、達成期限は3月31日に 5チーム競う:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9055200228f74a9984d33e5985571be952878d7a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20170817002174_comm.jpg)