著者:キャサリン・サンソム翻訳:大久保 美春出版社:岩波書店装丁:文庫(269ページ)発売日:1994-12-16 ISBN-10:4003346610 ISBN-13:978-4003346617 内容紹介: イギリスの外交官にして日本研究者である夫ジョージ・サンソムの赴任に伴って来日したキャサリン・サンソム(一八八三―一九八一)が、昭和初期の東京の街と人々の暮しを軽妙な筆致で描いた日本印象記。母親のねんねこで眠る赤ん坊、お喋りに夢中な店員など庶民の姿が暖かい目差しで描かれほのぼのとした人間観察記になっている。挿絵多数。 これ、名著です。それもとびきり愉快でお洒落な名著です。「さすが岩波文庫、お目が高い」と言いたくなるような。 タイトル通りイギリスの女の人による日本滞在記。著者のキャサリン・サンソムは昭和のはじめに外交官夫人として来日し、約十年間、日本で生活した。著者にとっては四〇代半ば
![『東京に暮す―1928~1936』(岩波書店) - 著者:キャサリン・サンソム 翻訳:大久保 美春 - 中野 翠による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e4b81aca9170e06538d888e5d255ae8a93d7c668/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fallreviews.jp%2Fapi%2Fimage%2Fcontain%2F1200x630%2Fhttps%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51bapBbr5DL.jpg)