6月22日(土)の南北海道と沖縄を皮切りに、全国高校野球選手権大会の49代表を決める地方大会が幕を開けた。昨年100回を迎えた夏の甲子園。101回目となる今年も熱くなることは必至だが、年々注目が高まっているのが“音楽の力”で選手を後押しする、吹奏楽部の応援だ。 吹奏楽部出身の筆者は、スタンドの応援を観に各地の球場へ足を運んでいるが、趣味がこうじて各校吹奏楽部や顧問に取材を重ね、応援に関するうんちくやあるあるネタ、応援曲の由来などを解説した『高校野球を100倍楽しむ ブラバン甲子園大研究』(文藝春秋)という本を出すまでにのめり込んでいる。 2年前からは「ブラバン!甲子園ライブ」(主催/キョードー東京)というコンサートにも携わるようになり、3回目となる今回は、6月16日(日)、紅白歌合戦の会場としてもおなじみのNHKホールで開催。3600席のチケットは発売即ソールドアウトで、大盛況のうちに終了