「僕は好奇心旺盛な人間なので、クラブの仕事をしながらも元々ネタだけはすごく仕込んでたんです。こういうことやりたいなというのは100個ぐらい持っていて、少しずつ投下して行ったら数字が出たという感じです」 (セレッソ大阪広報:片倉庄一) サッカーの日本代表にも名を連ねる柿谷曜一朗選手が、バスケットボールのBリーグ・大阪エヴェッサに電撃移籍というニュースが、2018年のエイプリルフールに話題になりました。また、水着ギャルのポスターを起用し、スタジアムに水着ギャル100人を集めるなどの前代未聞の企画を実施するなど、セレッソ大阪の広報戦略は非常に興味深いものが多いです。そして、こういった動きには、“仕掛け人”の存在があります。それが、クラブ広報を勤める片倉庄一さん。 片倉さんは、サッカー経験者でも、スポーツ業界経験者でもありません。数字と結果が求められた前職リクルートを経て、面白そうだと飛び込んだの
私の仕事は、ベースボールの本場アメリカでは「PR」で通じる。入団してきた新外国人選手へ初めて挨拶をする時には、英語に疎いことをさらけ出しながら「ナイス トゥー ミート ユー。アイム ピーアール」と自己紹介をする。 たった2つのアルファベットを棒読みするだけで、従事する業務を理解してもらえる。この部分だけを切り取ると、分かりやすそうな仕事だ。この「PR」とは「Public Relations」の略である。ましてやプロ野球界は、近そうで、遠く感じる世界だと思う。 北海道日本ハムファイターズの球団広報が生業である。 どんな職業なのか、極めて説明が難しい。時に過酷でもある。時に苦しくもある。時に悲しみ、むなしかったりもする。ネガティブ三昧に形容もできるが、それ以上に楽しく、やりがいもある。 広報は勝ち負けがつかないグレーな仕事。 弊球団は、もちろん親会社である日本ハム本社のサポートなしでは成立しな
メディアや広報の仕事一筋で独立したプロは、どんなキャリアを築いてきたのか。『広報会議』誌上で、海外事情やマーケティングPRの最前線を解説してきたお二人の転職や留学などの経験から、キャリア形成のヒントをお届けします。 グローコム 代表取締役社長 コミュニケーションストラテジスト 岡本純子(おかもと・じゅんこ)氏 読売新聞社経済部記者、電通パブリックリレーションズのコンサルタントを経て起業。これまで数百人の社長、企業幹部のコミュニケーショントレーニングを手がけ、リーダーシップに必要な戦略的コミュニケーションのノウハウを蓄積。米ニューヨークにて、グローバルスタンダードのPR、パブリックスピーキングの最先端ノウハウを学び、2015年帰国。拠点を日本に移して活動中。2018年2月、角川新書『世界一孤独な日本のオジサン』を出版。 岡本純子さん(コミュニケーションストラテジスト)の場合 新聞記者 → P
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