奇しくも大学時代と同じ赤いユニフォームに身を包んだ背番号97番は、オフェンスラインのブロックを素早い動きと絶妙なハンドテクニックでかわすと、クオーターバックの死角から、猛スピードで迫る。 薄暗さを増したフィールドで、カクテル光線がヘルメットに反射していた。 パスを投げようとボールを振りかぶったクオーターバックの右腕に対して、一瞬早く手がかかる。
2017/6/17 16:00 池田純 アメリカの名門カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のアメリカンフットボール部に所属する庄島辰尭選手。NCAA(全米大学体育協会)1部校の公式戦で、初めてプレーした日本人でもある23歳に、前横浜DeNAベイスターズ社長の池田純氏がインタビューを行い、アメリカの大学スポーツの現状を聞いた。 《後編》[池田純インタビュー]UCLA大アメリカンフットボール部 庄島辰尭「学生スポーツはアメリカ人の心に根付いている」《中編》[池田純インタビュー]UCLA大アメリカンフットボール部 庄島辰尭「UCLAとアンダーアーマーの契約金は15年で310億円」インタビュー=池田純、岩本義弘 カリフォルニアを代表する学校でフットボールをやりたい池田 庄島さんは、日本ではどこに住んでいたのですか? 庄島 東京の渋谷の幡ヶ谷というところです。9歳の頃にロサンゼルスに引っ越
第52回スーパーボウルは過去最高のゲームの1つとして皆人々の記憶に留まることだろう。 実際のところ、統計的に見ても本当に最高の試合だったと言えそうだ。 現地4日(日)に開催された第52回スーパーボウルでフィラデルフィア・イーグルスとニューイングランド・ペイトリオッツの両チームが獲得したトータルヤードは合わせて1,151ヤードだった。これは1950年にロサンゼルス・ラムズとニューヨーク・ヤンクスが記録した合計1,133ヤードの記録を塗り替え、NFL史上1位の記録となっている。また、今年のスーパーボウルでは前半にチームのディープスレットであるワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックスが離脱するというアクシデントが発生したにもかかわらず、ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディは昨年のスーパーボウルで打ち立てた自身の記録を更新する505ヤードを投じ、さらにはポストシーズンのパ
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