沈静化しない「ティラミスヒーロー」の騒ぎですが、パクリ側がこっそりと活動するのではなく、堂々と商標登録を行なって、(倫理上の問題はあるものの)「合法的」にビジネスを行ない、さらには、本家よりも積極的にブランド展開してしまう事例は他にもあります。 過去記事「サムスンが中国で"偽Supreme"とのコラボレーションを発表した件の背景情報」で触れたSupreme Italiaもそのひとつです。Supremeというとニューヨークのストリート系ブランドで日本でもファンが多いと思いますが、それとはまったく関係ない英国に本社を構える会社(International Brand Firm社)が同じロゴを商標登録すると共に、イタリアの会社に製造をライセンスして、一部地域で商品を堂々と販売しています。本家Supremeが敢えて店舗拡大せずカリスマ性を維持するマーケティング戦略を取っているのを悪用したとも言えま
![「ティラミスヒーロー」のような「合法フェイク」は中国だけの動向か?(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6b69cfe86d7420a96a14518fd4b27bf9a85fdcba/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fkuriharakiyoshi%2F00112263%2Ftop_image.jpeg%3Fexp%3D10800)