広まってしまった情報が間違っていた場合、これを訂正することは難しいものがある。ヤクルト・押尾健一戦略コーチ兼スコアラー(45)も、とんだ“誤報”に悩まされている1人だ。 押尾コーチは昨季までの16年間で打撃投手兼スコアラーを務め、チームの14年ぶりのリーグ制覇や山田のトリプルスリー達成に貢献。その分析力を買われ、今季からコーチに転身した。 この異色の経歴以上に有名なのが、「妻は元アイドルの相川恵里」という“肩書”。インターネット上の百科事典や記事の略歴などで繰り返し紹介され、ほとんど“既成事実化”されている。押尾コーチは188センチの長身で、アイドルにもモテそうな甘いマスクの持ち主ではある。 その“妻”と流布されている相川は、1歳下にあたる1972年生まれの元アイドル。80年代にはテレビ朝日系のドラマ『さすらい刑事旅情編』に、故・三浦洋一演じる香取達男の妹・恵里役で出演し人気を博した。ネッ