「社長、これだけは無理だと思います」。2007年春、当時社長だった前会長、鈴木茂晴(70)が「19時前退社」を導入しようとすると、副社長らの顔が曇った。それまでも退社時間を早めようとしたことはあったが定着しなかった。何より収益が減ったらどうするのか。だが、副社長らの心配をよそに鈴木は言い切った。「私はどうしてもやりたい」 1971年に入社し、支店での営業経験もある鈴木。「昼間は暑くても寒くても喫茶店で休憩。昼寝もして、夕方にラーメンを食べてから『さあ頑張るか』と夜中まで働いた」。でも音楽やゴルフなど多趣味で人との付き合いが好きな鈴木。当時から本音は「無駄な時間をなくして自由な時間がほしい」だった。加えて、04年の社長就任後に支店を見て回るたびに女性社員の能力を生かし切れていないことに歯がゆさを感じていた。「終業時… この記事は有料記事です。 残り765文字(全文1127文字)
南極の研究者たちは伝統でSFホラー映画『遊星からの物体X』を見る2018.03.04 18:0013,742 岡本玄介 年に一度のお楽しみです。 日本人なら、南極と聞いて思い出す映画はタロとジロの物語かもしれません。ですがアメリカン人は違います。『遊星からの物体X』なんです。 南極基地とはちょっと違う、南極点望遠鏡。ここは氷の山の上に孤立した状態で、働く人たちの娯楽はそんなに多くはありません。そこで見るのはSFホラー映画の『遊星からの物体X』。これは、いつなんどき謎のエイリアン病原菌に感染して、基地内が地獄と化すかもわからないわけで…その教訓も兼ねているとかいないとか? しかも彼らが見るのは、ジョン・W・キャンベル原作で1951年に映画化された『遊星よりの物体X』、そして1982年にジョン・カーペンター監督がが同名でリメイクした『遊星よりの物体X』。さらには2011年に前日譚として作られた
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