たこ焼き、お好み焼き業界では3本の指に入る 「たこ家道頓堀くくる」を経営するのは、大阪に本社を持つ「白ハト食品工業株式会社」。同社は1959年の創業。街のアイスクリーム屋からスタートした。 「さつまいもを使った芋菓子で有名な『らぽっぽ』を出店して大当たり。その後、たこ焼き屋の『くくる』の全国展開も進めています。両店ともに駅ナカ、デパ地下を中心に店舗数を拡大していて、2010年の上海万博では日本産業館にも出店し、シンボルの巨大タコの立体看板は話題を呼びました。白ハト食品の昨年度の年間売上は60億円以上。たこ焼き、お好み焼き業界では3本の指に入る大手です」(経済紙記者) その白ハト食品の代理人弁護士から、いま全国の「くくる」という名前の個人飲食店主に、次々と内容証明が届いているのだ。静岡県沼津市で「やきとり居酒屋くくる」を営む店主Aさん(40代・男性)は肩を落として、こう話す。
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