米国防総省は11月23日(現地時間)、未確認飛行物体(UFO)などの調査や対策を行う部署である「Airborne Object Identification and Management Synchronization Group」(AOIMSG)を設立すると発表した。 AOIMSGでは、米国の安全保障に関する空域「Special Use Airspace」(SUA)内の関心対象の特徴を検出、認識することと、飛行の安全性と国家安全保障に対するあらゆる脅威の評価、軽減を目指す。これらの結果は、国務省と米国政府全体の取り組みにも同期していく。 米国防総省によると、飛行物体がSUAに侵入すると、飛行の安全性や運用の安全性に影響を及ぼし、国家安全保障上の問題にもなりかねないと説明。そのため、確認できたもの、未確認のものに関わらず、あらゆる飛行物体の侵入報告を真剣に受け止め、各報告を調査するという。