映画「舟を編む」で日本アカデミー賞を受賞するなど今注目の若手映画監督、石井裕也さん(30)。 最新作「ぼくたちの家族」は、突然の苦難に襲われた平凡な家族を描いた作品です。 石井監督は「人間は不完全なもの。完全無欠の家族はありえない」と語り、映画を通して人間の素顔に迫ろうとしています。 人や世界をまっすぐ見たい ブルーリボン映画賞の監督賞を史上最年少の25歳で受賞した「川の底からこんにちは」や、日本アカデミー賞を受賞した「舟を編む」など、自在な演出力が評価される石井監督ですが、映画作りの信条はシンプルです。 「人とか世界をまっすぐ見たいなっていう思いがあります。『変わっている』とみられるかもしれないですけど、僕はわりとまっすぐ見てるつもりでやっています。友情とか愛とか。ものすごい恥ずかしいんですけど、僕らにとっては本当に重要なものってそこなんですよね。でも愛ってすばらしいよねって僕が言ったと
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