性転換手術で女性死亡させる=女医を業過致死容疑で送検−警視庁 性転換を希望していた女性の乳房切除手術で、不適切な処置を行い、女性を死亡させたとして、警視庁捜査1課は1日までに、業務上過失致死容疑で、執刀後に自殺した女医(37)を容疑者死亡のまま書類送検した。 送検容疑は2012年5月30日午後、東京都新宿区歌舞伎町のクリニックで、男性への性転換を希望した中国籍の女性=当時(21)=の乳房切除手術で硬膜外麻酔をした際、容体急変に気付かず、適切な救命措置を取らなかったため、搬送先の病院で女性を死亡させた疑い。 女医は患者の状態を管理する生体情報モニターを装着せずに1人で手術を行っていた。クリニックには容体急変時に投与すべき薬もなかったという。女性は呼吸不全により死亡した。 同課によると、女医はクリニックの院長で、任意の調べでは、手術と女性の死亡との因果関係はないと主張していたという。昨年