フランスのスーパーマーケットでは、レジ係の店員さんは座って接客する。あいさつも客側から「ボンジュール(こんにちは)」とするし、客側から「メルシー(ありがとう)」と言って、店を出る時もある。 日本だと店員さんは立って接客してくれて、何も買わなくても「ありがとうございます」と頭まで下げてくれる。 これは文化の違いなので、どちらが良い悪いということではないのだが、そういう接客環境から日本へ帰ると、何事も丁寧だなと感じる。一方で自分が接客する側になった時は、日本では客に対してフランクに振る舞えないので、とても気を遣う。結局、丁寧な接客を受ける環境では自分も相手に丁寧にならざるをえないが、フランクな環境ではフランクで良いので、どちらも変わらない。 さて、そのスーパーマーケットで、商品を買う時に必ず使われるのがバーコードだ。じつはそのバーコード、今年で40周年を迎えた。 技術の進歩とともに、スタンダー