富士フイルムは16日、脳卒中の治療を多機能携帯電話(スマートフォン)で補助する医療機関向けの支援システムを発売した。救急搬送された患者の検査画像などを、複数の専門医のスマートフォンに一斉送信できる。その場にいない医師とも連携し、より適切な診断と治療ができるようにする狙いだ。 脳卒中は発症後、いかに素早く適切に処置できるかが、生死や回復度合いを大きく左右する。今回のシステムでは、患者の搬送時に専門医が不在でも、当直医が検査画像や手術の様子をスマートフォンに送信し、助言を求めることができる。 【関連記事】 【特集】すぐに始めよう、高血圧対策 【特集】変幻自在!次世代ディスプレー 【特集】最強モバイルを探せ! 4人に1人が「スマホ使いたい」=携帯利用者アンケート 〔写真特集〕新電波塔「東京スカイツリー」